学校日記

奈良公園のしか【10月9日(日) 6年生】

公開日
2022/10/09
更新日
2022/10/09

6年

6年生の皆さんが修学旅行で訪れる奈良で、10月8日(土)〜10日(月)11:45〜15:00、3年ぶりに「鹿の角きり」が行われているそうです。 この行事は江戸時代から約340年にわたり、鹿と奈良の人々との共生の中で受け継がれている伝統行事だそうです。
鹿の角は、1年で生え変わります。4月ごろに生えてきた角が、10月ごろには立派な状態になり、翌年の2月から3月になると自然に落ち、4月に再び新しい角に生え変わります。
よって、本来は「角切り」をしなくても自然に角は短くなります。しかし、10月ころから半年間はずっと長い角を振り回すような状態になってしまい、とりわけ秋は鹿たちの「発情期」となるため、鹿同士が角で刺し合ったり、人間にも危害が加えられる(角で刺される)可能性があったりします。それらの危険を防ぐために行われているそうです。
人も鹿も安全に生きていけるように願って行われている行事。その後、鹿が元気に人と共生している様子を観察してきましょう。