文字に出会う 11月10日
- 公開日
- 2022/11/10
- 更新日
- 2022/11/10
校長だより
1年生の教室では、カタカナの練習に取り組んでいます。教師とともに、書き順やとめ・はねなどの確認をしてから、熱心になぞり書きをしていました。鉛筆をしっかり持って、一画一画丁寧に書き、書き終わると安堵の表情を見せ、教師に知らせていました。
6年生の教室では、毛筆の学習をしていました。教師が書いた左右のはらいを見比べながら、その違いを確認していました。教師の筆運びを熱心に見ている姿が印象的でした。
ひらがな、カタカナ、漢字のそれぞれを段階的に理解し、文字そのものや筆記具を使い分けていくという日本の文字文化の奥深さや、書を通して、文字そのものを楽しむという文化は改めて素晴らしいなと感じました。入門期である1年生の子どもたちが正しく文字を理解し、やがては6年生になり、文字そのものを楽しみながら毛筆で書く姿を思い浮かべるだけで、楽しい心持ちになりました。