1年 研究授業 1月18日
- 公開日
- 2022/01/18
- 更新日
- 2022/01/18
校長だより
今年度もまとめの時期に入っています。現職教育のテーマ「すべての児童にとっての『分かる・できる・身につく』授業づくりをめざして」の実現に向け、手立ての有効性や授業展開について、全体で確認しながら実践を積み重ねてきました。3学期は子どもたちのみならず私たち教職員も、まとめの学期であり、次年度の0学期です。そこで、3学期も研究授業を行い、実践の積み重ねを確認し、より有効な手立てについて考えています。
今日は1年生の算数「大きいかず」の研究授業を行いました。学年で検討をし、前時の振り返りからのめあての設定、考えさせる発問、数え棒を用いた具体物の操作、本時の振り返りなどの手立てを盛り込み、児童にとって「分かる・できる・身につく」授業となるよう工夫をしました。子どもたちは、教師の指示を集中して聞き、自分なりに表現を考えながら発言をしたり、具体物をすばやく操作したりと意欲的に取り組んでいました。教師は授業の中で、何度も子どもたちの間を回り、丸をつけ、声をかけたり、ゲーム的な要素を盛り込み活動をさせたりしながら理解が深まるように支援をしました。学習の振り返りでは、「(数え棒は)10のまとまりを左に、ばらを右に置く」「一の位にばらの棒がなくても、そのままにしないで0とかく」など、それぞれが授業で分かったことをノートに記述をし、発表をしていました。
「すべての児童に…」から始まる現職教育のテーマの重みを、1年間の実践を通して、改めて感じています。「すべての子どもにとって、本当によい授業であったか」を常に立ち返り、よりよい授業をみんなで目指していきたいと思います。