思いやりの輪を広げて 11月26日
- 公開日
- 2021/11/26
- 更新日
- 2021/11/26
校長だより
5年生の人たちに職員玄関清掃をお願いしています。床や棚の掃除のみならず、スリッパや来校証の整頓などの細かなところまで、熱心に取り組んでくれています。
先日、お客様より嬉しいお話を聞くことができました。お客様が見えた時も、ちょうど清掃の最中でしたが、清掃をしていた子どもたちは「こんにちは」と声をかけ、「はきものはこちらです」と下駄箱からスリッパを出して案内をしたと聞きました。「とても丁寧に対応をしてくれて、感心しました。」とお褒めの言葉をいただきました。
相手の様子を見て、何をしようとしているか、どんな気持ちなのか推し量って行動できることで、人間関係もよりよく深まります。よい人間関係が築けることで、また次も人との関係を大切にしていこうとする気持ちが生まれ、その思いは水紋のように周りの人たちに広がっていくと思います。学校では、思いやりの輪を広げることを日々の教育活動を通して、子どもたちに考えさせ実践しています。子どもたちが、来校される方にこのような心配りができたことは、とても嬉しく思いました。こうした人への優しさが水紋のように広がっていくことを願っています。