4年 思いを言葉に 7月14日
- 公開日
- 2021/07/14
- 更新日
- 2021/07/14
校長だより
4年生の教室では、国語の教材文「ランドセルは海を越えて」を読んで思ったこと、考えていたことなどを感想文にまとめていました。どの子も原稿用紙に向かい、熱心に鉛筆を走らせながら書いており、集中の感じられる静かな時間が流れていました。
「ランドセルは海を越えて」では、自分たちと同じ年頃のアフガニスタンの子どもたちが、どんな生活を送り、学校をどう考えているのか、そして日本の子どもたちの使ったランドセルをどんな思いで使っているのか、文章と写真とが静かに語りかけています。
現在は情報ツールが発達し、自分の知りたい情報は瞬時に大量に得ることができます。一方で、興味がない、あるいは、自分の知らない情報に気付く機会が減っているかもしれません。学校で学ぶことを通して、新たな世界を知り、他者に思いをはせる時間をもつことは、学校ならではの学びであると考えます。子どもたちがどんな感想をもったのか、聞いてみたいと思います。