言葉の意味を理解して 6月15日
- 公開日
- 2021/06/15
- 更新日
- 2021/06/15
校長だより
互いの思いや意図を理解するためには、言葉の意味を正しく理解していることが大切です。4年生の算数の授業では、平行四辺形の性質について話し合っていました。話し合いの中で「向かい合った」という言葉が出たとき、教師は「『向かい合った』を、手で表してごらん」と投げかけました。子どもたちは手を動かし、「向かい合った」様子を確認しました。その後も「一組(ひとくみ)の」「すべての角が」などの発言を受け、皆で言葉や動作で意味の確認をし、平行四辺形の性質を言葉で表そうとしていました。
2年生の国語の授業では「ブルドーザーみたいないせえび」という表現から、実際のブルドーザーの動画を見ました。教師が「こんないせえびが海の中にいたらみんなはどうかな」と問いかけると、「こわいな」「にげる」などの発言がありました。また、「見たこともないさかなたち」たという表現から、教師が「『見たこともない』とは、どんなことだと思う」と問いかけると「いろいろな色が混ざっている」「形が知っている魚と違う」「変わった模様がついている」などの発言が出ました。「『見たこともない』のは、スイミーがそう感じたこと」を確認した後、それぞれが想像した見たこともない魚を描いてみました。
自分と相手の考えや思いがすれ違ってしまうときには、言葉のとらえ方がそれぞれ違っていることもあります。また、「誰が」という視点をはっきりさせることも大切です。なんとなくわかっていると思っていることでも、誰からの視点であるか確認したり、視覚化や言葉で表現したりすることで、互いの立場、思いや考えを正しく理解することができます。学習でも日頃の生活でも、言葉を正しく丁寧に使うことを大切にしたいと思います。