友だちの思いをくみ取って 6月2日
- 公開日
- 2021/06/02
- 更新日
- 2021/06/02
校長だより
4年生の教室では、国語の説明文「アップとルーズで伝える」で学習したことをもとに、一人一人が日頃の生活の中で目にするアップとルーズについて発表を行っていました。発表後の質問では、分からなかった言葉について質問をする以外にも「なぜ、その内容を発表しようと思いましたか」という質問が出ました。発表者の思いを受けたあと、さらに他の人たちが「こんな気持ちでみんなに知らせようと思ったのではないか」と推察をしながら発言をし、発表者もうなずきながら聞いていました。
思いがあっても、それを表す言葉や表現がうまく見つからないこともあります。相手の立場になって推し量り、交流する中で自分の考えが言葉としてはっきりまとまる経験は誰しもあることでしょう。日頃、ともに学んでいる仲間だからこそ、交流を通して互いの思いを推し量り、互いの考えを深く理解しようとする思いが深まります。まさに学校でしか学べない学びの時間であると感じました。