学校日記

さわやかな気持ちになりました 9月10日

公開日
2020/09/10
更新日
2020/09/10

校長だより

 このところ、不安定な天候の日が続いています。昨日も近隣で雨が激しくなる予報が出ていたので、用心のため少しでも早く下校できるように各学級では帰りの準備を進めました。今後も気象情報に留意をして進めていきます。
 
 今朝、登校時に数本の傘をもって登校してきた児童がいました。声をかけると「今日の傘、置き傘、昨日学校で借りた傘です」と教えてくれました。どの傘も丁寧に束ねられており、感心しました。また、他の児童が校門で「昨日は傘を貸してくれて、ありがとうございました。」とお礼を言ってくれました。この子の傘もきれいに束ねられており、うれしくなりました。
 
 今朝の新聞に、災害復帰のボランティア活動で使うスコップやデッキブラシが大量に保管されている倉庫があり、地元の災害発生時のみならず被災地から要請があればすぐにでも使えるように整理され、各地の災害現場で活用でされているという記事が載っていました。道具を管理する方の話として「被災地に50本送ったら、55本になって返ってきたこともある」「貸し出した道具が戻ってこないというケースはない」と紹介されていました。

 ものを大切に使い、次に使う人のために備えておくことで、いざというときにたくさんの人の役に立ち、命を救い、さらには「助け合いましょう」という思いやりの心も同時に届けられるのだと感じました。

 子どもたちとともに日頃使うものを大切に使うことで、自分だけではなく誰かの役に立てることを忘れずに生活を送っていきたいと思います。学校の傘を大切に扱い、返してくれた子どもたち、送り出してくださった保護者の皆さん、本当にありがとうございました。浅井北っ子の皆さん、今日もいい1日にしましょう。