ミニ研修会 6月2日
- 公開日
- 2020/06/02
- 更新日
- 2020/06/02
校長だより
本日の午後、英語活動の指導について、校内ミニ研修会を行いました。先月、浅井南小学校で英語活動についての勉強会があり、本校からも2名研修に参加させていただきました。そこで、学んだことを伝達研修として行いました。
英語の学習活動では、ペアやグループでの対話などの「話すこと」の活動が取り入れられますが、コロナウィルス感染症予防の面から、現在こうした活動を行うことはできません。そこで、「聞くこと」を中心とした活動について学びました。デジタル教科書の新しい機能を活用して、児童が聞くことに集中しながら語彙を増やしていくことや、児童の興味関心を高めるための授業展開の工夫など、児童の立場にたって体験しながら学びました。
浅井南小学校の研修会で、講師の先生の「人は生まれてから、聞くこと、話すこと、読むこと、書くことの順で言語を獲得していく。聞くことが言葉の習得の出発点となる。だから、どんなふうに何を聞かせるのかを考えて授業を組み立てていくことが大切である。ただ聞かせ、オウム返しに言わせるだけでは、考える力は育たない。考えながら聞かせる工夫が言語を獲得していくことになる」というお話が印象に残っています。感染症予防対策を講じながら、児童が楽しみながら考える授業作りを今後も考えていきたいと思います。