6・24(金)背負う重みは人それぞれ【校長室より】
- 公開日
- 2022/06/24
- 更新日
- 2022/06/24
校長室
6月17日(金)中日新聞朝刊の中日春秋に次のような掲載がありました。
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石垣りんさんの詩『ランドセル』。
新1年生に語りかけるように
〈あなたはちいさい肩に/はじめて/何かを背負う〉と始める。
〈机に向かってひらく教科書/それは級友全部と同じ持ちもの/なかには/同じことが書かれているけれど/読み上げる声の千差万別/入学のその翌日から/ほんの少しずつ/あなたたちのランドセルの重みは/違ってくるのだ〉。
重みが違ってくるのは、子どもも年相応に何かを背負いながら生きていくためだろうか。
〜中略〜
先の詩はこう続く。
〈手を貸すことの出来ない/その重み/かわいい1年生よ。〉
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小学校6年間で、子どもたちは様々な経験をします。楽しい経験やうれしい経験、時には悲しくてつらい経験をするかもしれません。しかし、どんな経験もその子にとって貴重なことなのです。保護者の方や教員など周りの大人は、そんな子どもを見守り、寄り添い、支えていくことが必要だと思います。
『一人一人が背負う重みは違う』大人も子供も同じだと思いませんか?
石垣りんさんに関することは、以下のHPをご覧ください。
NHKアーカイブス「人・物・録」