学校日記

4月23日 PTA総会 校長挨拶

公開日
2024/04/23
更新日
2024/04/23

PTA・同窓会

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 4月22日に行われたPTA総会での校長挨拶の様子です。

 4月4日、新入児童29名を迎え入れ、4月5日の始業式には、全校児童264名でスタートしました。始業式の式辞では、3つのお話をしました。1つ目は、「自立」です。「自分のことは自分でやり抜く」ということです。2つ目は、「思いやり」です。新しい仲間がみんな笑顔で生活できることを願っています。3つ目は、「ありがとう」という感謝の言葉です。「ありがとう」という言葉がいっぱい響く学校になるよう、「ありがとう」という言葉を大切にしていきたいと話しました。
 現在、保護者の皆様方もご存じのように、教職員の働き方改革が叫ばれています。教職員の超過勤務を見直していく改革です。ペーパレス化、tetoruのような電子配信、今まで以上に効率的に保護者の皆様方との連携を行っていきます。また、オンライン授業配信も行うようになりました。
 今年度は、教職員の幸せ、ウェルビーイングの観点からも進めていきます。子どもたちや保護者の皆様の幸せはもちろん、教職員が働き甲斐のある職場をめざしていきます。我々は、子どもたちにより良いものを提供していかねばなりません。研修が欠かせません。共通理解できるような話し合いの時間も必要です。研修時間や会議時間の確保のため、B日課という低学年・高学年の下校が25分ほど早くなる下校を5月より導入していきます。子どもたちに還元できるよう努力していきます。
 また、子どもたちへの接し方として、子どもたちの人権を大切にした、寄り添った指導や支援を心がけていきます。そのための研修や話し合いもしていきます。教職員の不適切な指導を根絶できるように努力していきます。
 開かれた学校をめざし、今年度は保護者の皆様にも子どもたちの様子を見守っていただく機会を考えています。保護者ボランティアと言って、家庭科の調理実習やミシンの活動の支援、学区の探検活動に行く時の引率補助等を考えています。
 保護者の皆様にご提案させていただきます。情報ネットモラルについてです。昨今の子どもたちを取り巻くネット環境は、複雑な人間関係のこじれやいじめにつながる危険性があります。学校では、これまで以上に情報モラル教育を低学年のうちから繰り返し、行っていきます。ご家庭でも子どもたちがネットを通して、友だちとゲームを楽しんでいる場合、どのような言葉のやりとりが行われているか、できる限り把握していただきたいと思います。お子様が傷ついていないか、あるいはそんな気はないが、相手の心を傷つけていないか、お子様と会話をしていただき、問題点の早期発見・解決に努めていきたいと思います。
 また、お子様が外で遊ぶ場合、学校の運動場で遊んでいる場合はそれほど心配ありません。しかし、地域の公園や神社、その他の場所で遊ぶ場合は、公共のマナーを教えていく必要があります。地域には小さい子どもが寝ている場合、夜勤明けの方がお休みになっている場合、ご病気のお年寄り方など、様々な方々が暮らしてみえます。子どもたちの大きな声やボールをつく音など、敏感に感じられる方もみえることを忘れてはなりません。6年生の家庭科の授業でも、地域社会の一員としての心構えについて学んでいきます。
 最後に、子どもたちの健やかな成長のために、学校と保護者の皆様が心を一つにして信頼し合い、学校と家庭が協力し合うことが何よりも大切だと考えております。そこで、お気づきの点がありましたら、どんな小さなことでも結構です。いつでも学校へご相談ください。ご理解とご支援をよろしくお願いいたします。