学校日記

6月6日 全校朝礼(校長講話)

公開日
2023/06/06
更新日
2023/06/06

いじめ対策・人権教育

 6月5日の朝に行われた全校朝礼のお話です。
 新しい学年が始まり、2か月が過ぎました。今日も暑くなりそうですが、皆さん元気にすごしていますか。今日は、3つのお話をします。
 一つ目は、将棋の名人になった藤井聡太さんのお話です。将棋をやったことのある人はいますか。手を挙げてください。藤井さんは20歳10か月という若さで今回将棋の名人になりました。8つのタイトルのうち7つをとり、名人になりました。藤井さんは5歳で将棋を始め、6歳の時、「大きくなったら将棋の名人になりたい」と幼稚園でカードに書いて決意し、努力を積み重ねてきました。
 藤井さんの得意なことは、じっくり考えて次の一手を打つという技です。「考える天才」と言われています。藤井さんでも、負けることが続き、うまくいかず、つらくて悩んだこともあったようです。でも決して将棋から逃げることなく、やり遂げてきました。今日も外国で次の戦いをしています。これからの活躍が楽しみです。
 さて、6月になり、学校ではさらに授業に集中して欲しいと思います。教科書の文をよく読んで、自分で考え、話し合う授業ができるといいですね。今週からは、あじさい読書週間も始まります。本をなんとなく読むのではなく、読んで考えるようになって欲しいです。よく考えると、さらにくわしく調べたくなったり、友達に本のことを話したくなったりします。皆さんがたくさん本を読むことを期待しています。
 最後に、先週の金曜日、大雨が降り、急きょ一斉下校になりました。6年生や5年生、班長さんが、低学年の子たちを温かく見守る様子が見られ、うれしく思いました。優しくされた子は、きっと大きくなってから低学年の子たちに温かい心で優しく声をかけることと思います。これを「やさしさの連鎖」と言います。クラス、学年、学校全体にこの「やさしさの連鎖」が広がることを期待しています。