学校日記

5月2日 PTA総会、校長挨拶

公開日
2023/05/02
更新日
2023/05/02

PTA・同窓会

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 4月24日(月)にPTA総会が行われました。ご協力ありがとうございました。担任紹介の前に校長挨拶がありましたので、以下に報告させていただきます。
 今朝、久しぶりに全校児童が屋運に集まり、児童集会が行われました。ペア学年で温かい雰囲気の集会になりました。中間放課には、子どもたちが新しいクラスの仲間と生き生きと遊んでいる姿もみることができ、うれしく思いました。
 4月6日、新入児童46名を迎え入れ、4月7日の始業式には、全校児童294名でスタートしました。始業式の式辞では、3つのお話をしました。
 1つ目は、「自立」です。「自分のことは自分でやり抜く」ということです。何度失敗をしてもあきらめずに挑戦していく姿、一生懸命がんばる姿はとても美しいと話しました。
 2つ目は、「思いやり」です。新しい仲間がみんな笑顔で生活できることを願っています。悲しい思いをしている仲間がいたら、声をかけ、話をよく聞いて励ましてあげる子になってほしいです。遊びのつもりでも仲間を傷つけてしまったら、それはいじめです。いじめは人間として決して許されないことであると話しました。
 3つ目は、「ありがとう」という感謝の言葉です。子どもたちは一人では生きていくことはできません。たくさんの人たちが生活を支えています。「感謝」の気持ちを忘れず、「ありがとう」という言葉がいっぱい響く学校になるよう、「ありがとう」という言葉を大切にしていきたいと話しました。
 学校がどんな願いをもって教育実践をしているかを、ご家庭や地域により多く知っていただきたいと思っています。浅井南小学校ウエブサイトをご覧いただけるといいかと思います。ぜひ、毎日アクセスしてご覧いただき、ご家庭でお子さんとの会話につなげていただければ幸いに思います。
 昨年度令和4年度は、開校150年を迎えました。2月1日には、全校児童と教職員が一同、運動場で航空写真を撮影し、子どもたちの愛校心を育めるよう努めました。屋運にある横断幕も150年の記念として歴史の重みを感じます。
また、学力向上の面で、一宮市の小学校42校の研究推進校になり、我々教職員の研修による力量向上を目指し、子どもたちの読む力、読解力を育てられるよう努めました。今年度も引き続き、研究指定校となり、教職員一同努力してまいります。
 さて、現在、保護者の皆様方もご存じのように、教職員の働き方改革が叫ばれています。教職員の超過勤務を見直していく改革です。ペーパレス化といって、会議資料や保護者案内プリントなどの印刷や配付の手間を省くようにしています。今年度もtetoruの利用で今まで以上に効率的に保護者の皆様方との連携を行っていきます。また、校内や校外の会議時間も短縮され、オンライン会議も日常的になりました。さらに、今後は、学校での行事の見直しをPTAの皆様や地域の皆様のご意見を生かしながらより一層進めてまいります。ご理解とご協力をお願いいたします。
 具体的な計画としては、コロナが一つの終わりをむかえ、マスクをとった生活にもどしていきます。換気や手洗い等の良い習慣は継続していきます。10月に行われる運動会は、様々な理由からここ2年のような午前開催を考えています。4年間、1月の作品展を行ってきましたが、11月には、学習発表会を久しぶり行います。以前やっていた、学芸会のような劇ではなく、今の時代にマッチし、これからの子どもたちの生きる力を伸ばす意味を鑑み、各学級で学習の成果を生かした一人ひとりのプレゼンテーションを考えています。
 しかし、忘れてならないのは、教職員の働き方改革の大きなねらいは、我々が本来のやるべき仕事に専念することです。子どもたちが学校生活を毎日、楽しくすごしているか。授業が分かりやすいと感じ、学ぶ意欲を高めているか。読む力を中心とした読解力の育成、みんなで学んで、活動してよかったと思える人間関係力の育成など、本質的な部分がおろそかになってはいけないと感じています。
 最後に、子どもたちの健やかな成長のために、学校と保護者の皆様が心を一つにして信頼し合い、学校と家庭が協力し合うことが何よりも大切だと考えております。そこで、お気づきの点がありましたら、どんな小さなことでも結構です。いつでも学校へご相談ください。どうぞ、ご理解とご支援をよろしくお願いいたします。