11月28日 朝礼(校長の人権講話)
- 公開日
- 2022/11/28
- 更新日
- 2022/11/28
いじめ対策・人権教育
12月4日から10日までは、人権週間になります。自分も仲間も一人ひとりが違うことを知り、それぞれの違いを大切にすることを考えていく1週間です。人権とは、一人ひとりが生まれた時からもっている「自分らしく生きる」権利です。自分や仲間の良いところを見つけて、大切にしてほしいと願っています。
一番初めは、1948年12月10日に「世界人権宣言」が出ました。次の年、1949年に日本で、人権週間ができました。令和4年で第74回の人権週間になります。テーマは「誰か」のことじゃないです。
自分の好きなところ、仲間のすてきなところ、これが一人ひとりの「個性」と言います。だれでも人それぞれ、得意なことがあり、苦手なこともあります。違うところを認め合いながら、たくさんの個性を見つけてほしいと思います。困っている人がいれば、優しい気持ちで助け合う集団であってほしいです。
日本や世界に目を向けると、たくさんの人々がいます。いろいろな人たちがいて、話す言葉、髪の毛の色、肌の色など違いがあります。一人ひとりに人権があります。偏見や差別、いじめは、人として絶対にあってはならないことです。最近では、インターネット、SNSなどで仲間の悪口を書いたり、嫌がることをのせたりし、大きな問題となっています。悪口を書かれた人は、とても悲しい気持ちになり、立ち直れなくなることもあります。悲しい思いをする子を絶対につくってはいけません。
こうした、様々な人権に関わる問題を、なくしていけるよう、今の皆さんができることを考えていきましょう。
〜 このあと、『てるちゃんのかお』(金の星社)という絵本の読み聞かせを行い、人権について全校で考えました。 〜